Vue.jsで全ページ共通の(=静的な)OGPを設定する方法のまとめです。
ページごとに異なる(=動的な)OGPの設定方法については触れません。
この記事を書いた背景
ウェブサービスを作る際に初めてOGPというものをVue.jsで設定してみたのですが、調べても結局どうするのか初心者にはよくわかりませんでした。
そこでVue.jsでOGPを設定するのに必要最低限の情報だけをまとめました。
OGPの設定方法・例
OGPの設定を記載するファイル
Vue.jsで静的なOGPを設定する場合、./public/index.html
に設定を記載します。
OGPの設定例
以下は自作ウェブサービス「通勤圏サーチ」でのOGPの記載例です
各設定項目の詳細は英語であれば
The Website Anatomy -- Google Analytics Visualization Tool
がコンパクトに纏まっていておすすめです。
日本語であれば
Facebook・TwitterのOGP設定方法まとめ|ferret
が詳細に情報を記載しています。
<!-- OGPを使用することを宣言 --> <head prefix="og: http://ogp.me/ns#"> <!-- ページタイトル --> <meta property="og:title" content="通勤圏サーチ" /> <!-- ページの種類。 トップページなら"Website"、トップページ以外なら"Article"、 ブログなら"blog"を設定する --> <meta property="og:type" content="website" /> <!-- ページの説明--> <meta property="og:description" content="職場の最寄駅への通勤時間から住む街を探すサービス" /> <!-- ページのURL(絶対パス)--> <meta property="og:url" content="https://tuukinken-search.neko-ni-naritai.com/" /> <!-- ページの名前--> <meta property="og:site_name" content="通勤圏サーチ" /> <!-- アイキャッチ用の画像のURL(絶対パス)--> <meta property="og:image" content="https://tuukinken-search.neko-ni-naritai.com/ogp-image.png" /> <!-- twitter用の設定--> <!-- twitterでの表示形式を指定。 "summary", "summary_large_image", "app", "player card"の4種類がある。--> <meta name="twitter:card" content="summary" />
OGPの設定を確認するためのツール
OGPがきちんと設定できたか見た目を確認するためのツールが幾つか存在します。
私が試した限りでは日本語だと以下のツールが使いやすかったです。
rakko.tools
OGPを設定する際に注意すること
Vue.jsに限らず、OGPを設定する際は以下のことに注意して下さい。
1. URLには絶対パスしか使えない
OGPを設定する際の各種URLは絶対パスで指定する必要があります。 特にアイキャッチ用の画像を指定するところで、つい相対パスで設定したくなるかと思うのでご注意下さい。
2. twitter、facebookでOGPを使うには専用の設定をする必要がある
twitterやfacebookでOGPを使うには専用の設定を記載する必要があります。
詳細は下記の参考サイトを参照して頂きたいですが、twitter用に必要最低限の設定をするだけであれば上に記載してある「OGPの設定例」を丸パクリして貰えれば大丈夫です。
- twitter用のOGPを設定する際に参考となるサイト
- facebook用のOGPを設定する際に参考となるサイト
- twitter、facebook用のOGP画像のサイズを決める際に参考となるサイト